渓流魚はとてもデリケート。美しい水がなければ生きていけない。
金山を流れる只見川、野尻川、小川、そして昭和村に入ってからの玉川あたりにはイワナ・ヤマメが豊富に生息している。
野尻川は流程が長く、上流域が扇状に支流を多く展開させているので特にイワナの生息に適応した水域である。 |
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イワナ(サケ科)
流速のある岩かげや倒木の下、滝つぼなどを好む。主な餌は水生昆虫の幼虫だが、子魚、カエルなども食べる。通常、全長25〜30センチだが、只見の方の田子倉湖には80センチもの巨大イワナがすむという。産卵期は9月下旬〜11月上旬。
イワナはデリケートな魚である。氷河期に活発に活動していた渓流魚で、いまも澄んだ冷たい水でしか生息できない。奥会津ではイワナの解禁は4月1日から9月30日まで(福島県内一斉)。 |
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アユ(キュウリウオ科)
川魚の女王と呼ばれ、水質に敏感で、清流にしかすまない。産卵期は秋。卵から孵化した稚魚は流れのまま海、または湖に降りて越冬、3〜4月ごろ、川をのぼる。なわばり意識が強く、テリトリーに侵入するアユを攻撃する性質を利用したのがアユの友釣りである。
アユは、昔から色々な釣りかたがある。アユの常食は川石の底にこびりついたコケ。だから餌つりではほとんど釣れない。ドブ釣り、流し釣ギャング釣りなどもあるが、奥会津で許可されているのは友釣りのみである。 |
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ウグイ(コイ科)
各地の池、沼、川などに生息。アカハラ、ハヤとも呼ばれる。産卵期は春から初夏で、その頃になると雄雌ともに婚姻色というあざやかな朱色の3本の線がでる。
淡水型と降海型があり、生息域も広い。寒い時期のウグイが一番おいしい。 |
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ヒメマス(サケ科)
自然分布は北海道の阿寒湖とチシケップ湖だが、移植により尾瀬など中部地方以北の高地の湖沼にも生息。背は青緑色で、体側は輝きのある銀色。
9月から10月頃、2〜4歳の親魚が流入河川や湖岸で産卵する。全長約30センチ。沼沢湖にも生息。 |
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ニジマス(サケ科)
原産はアメリカの太平洋側で、日本にはアメリカから移入された。各地の川・湖にすみ、養殖もされている。自然繁殖地では4月〜6月、養殖魚は11月から2月ごろ産卵する。
体側に赤紫色の太い線が走り、産卵期の雄は特にあざやか。全長約40センチ。 |
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ヤマメ(サケ科)
イワナとならんで代表的な渓流魚で、イワナより下流に住むことが多い。ヤマベ・ビワマスとも呼ばれる。体側に7〜10個のパーマーク(斑紋)が並び、側線部はうっすらと赤く美しい。
9〜11月にかけて産卵する。雌の大部分と雄の一部は海へ降りてサクラマスとなる。 |
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カジカ(カジカ科)
北海道北部と南九州をのぞく各地に分布。平野部から山間部にかけてすみ、幼魚の頃を海で過ごすものと、一生を川で過ごすものがある。河川型の方が上流に生息する。
産卵期は1月中旬から6月中旬まで。石の下の天井に卵をうみつけ、それをオスが番をする。主に水生昆虫や小魚を食する。 |
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ワカサギ(キュリウオ科)
自然分布は島根県以北の本州および北海道だが、現在は全国的に移植されている。塩分や水温に広い適応能力を持つ。産卵期は1月〜5月。一生を湖沼で過ごすものと、沿岸域で過ごし産卵期に川を上がるものがある。只見町の田子倉湖に生息する。 |
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